【中学歴史】得点を確実にアップさせる方法!【~40点台の人向け】
こんにちは! こぶね式です。
「歴史は大体わかるし、暗記物でしょ?
それなりに勉強しておけば大丈夫~」
うん、結構大丈夫なものですよね。うんうん。
しかし!
そんな歴史だからこそ、効率的に勉強して、得点源にしなければもったいない!!
30点のあなたは60点に、
40点のあなたは70点を目指してみませんか!
ということで、歴史の勉強法(得点圏別)をまとめてみました!
- 「塾に任せる」&「過去問解けば大丈夫」は危険!
- ~49点の人の歴史学習法のポイント
- 1.すべて「問題を解く」という形で勉強するべし
- 2.「目標制限時間」と「目標達成率」を設定して、基本を繰り返すべし
- ※勉強をする時間目標より、結果の目標を立てよう!
- 3.問題集を1冊用意し、その1冊を「3周」するべし
- 中学歴史 市販のオススメ問題集(~49点くらいの人向け)
- まとめ
「塾に任せる」&「過去問解けば大丈夫」は危険!
「塾で授業受けてる(親御さんなら『受けさせてる』)から大丈夫でしょ~」
という人には死亡フラグが立っています!
「この研究所には最強のセキュリティがあるから怪物が暴れだしても大丈夫!」
と言っているモンスター研究所所長くらいにバキバキに立ってます。
「テストになったらできない」という理由の根本は
「定着していないから」に尽きます。
塾での演習中に過去問を解いている生徒を見ると、
基本的な問題が解けていないことが非常に多いんですね。
なぜそうなるかというと、塾の授業を聞いただけで勉強したつもり・わかったつもりになってしまっているから、という場合が多いです。
基本問題を使って、基本が定着したあとに過去問をやるべきです。
また、解いた問題に〇をつけて満足してしまう人。
これ、ほとんどの人がやっちゃうんですが、かなりよくないですね。
「問題を解く」というのは、それだけではほとんど勉強になっていないのです。
ただ「もっと頑張ろう」という漠然とした目標を立てて終わるか、「まぁまぁできたかな」なんて自己満足して終わるだけです。
このようなことを意識して取り組まないと、過去問を使った勉強でも何の効果も生まれません。
まず、学習者は自分なのです。
教える人や使うものが何であれ、自分が自分に合ったやり方をすれば、効果は出てきます。
~49点の人の歴史学習法のポイント
なかなか50点に達しないあなた!
伸びしろが一番あるタイプですよ!
そんなあなたは、きっと歴史(あるいは勉強)がキライなのでは・・・。
よくこのブログを読んでくれましたという感謝の気持ちでいっぱいです。
端的にまとめると。
このブログを読んだらすぐに、ほんのちょっとでも、勉強しよう!
です。
物事が頭に定着するには、時間が必要です。(どれくらいの時間が必要なのかは、学びの量や内容によりますが)
試験で平均点を下回ることが多いという人は、才能やら「頭の良さ」以前に、学んだことを頭に定着させるための時間が圧倒的に少ないケースがほとんどです!
「自分は勉強ができない」「才能がない」という妄言は捨てましょう。
基本だけでも、5分だけでも、やらないよりずっとマシです。
そして、やればやるほど、少しずつできるようになっていく。
できるようになればなるほど、楽しくなってきますよ!
やり方のポイントは、3つに絞られます。
1.すべて「問題を解く」という形で勉強するべし
教科書を読む……ノートをまとめる……。
それだけでは、自分の頭の中のチェックができません。
定着したかどうか確かめるすべは、問題を解くことのほかにありません。
チェックをするのは、先生でも、お医者さんでも、CTスキャンでもありませんね。
そう、あなた自身です。
自分の苦手なところを認識できるのは、基本的にはあなたしかいません。
「問われることで初めて自分の無知がわかる」というソクラテスの問答法と一緒ですね(?)。
問題を解くのは気が進まない……どうせできないし。
という人の気持ちもわかります!
ただ、めちゃくちゃ楽な方法があります!
それは「チェックペン」の使用です。
チェックペン(青または緑)で、教科書の本文の太字はもちろん、用語を塗りつぶしていきましょう。
教科書を読みながら、大事そうな言葉をチェックペンで塗るだけ。
簡単でしょ?
そして次は、赤シートをかぶせて、穴埋め問題形式にします。
答えるのは口頭でも構いません(頭の中だけで答えるのはあまりお勧めではありません・・・ごまかせちゃうからね。)
その他重要事項があることに気づいた時には、教科書のわきに今度はピンクまたはオレンジなどのペンで用語を、シャーペンで説明を書き込み、一問一答形式の問題みたいにしましょう。
お勧めはフリクションボールペンの「ピンク」です。太さは0.38(かなり細めで薄めに見えるかも)か0.5、0.7(やや太めではっきり)など好みで選びましょう。
2.「目標制限時間」と「目標達成率」を設定して、基本を繰り返すべし
ゴールは明確に、「このページの基本問題を5分以内に全問正解できるようにする」
といったようなものにしましょう。
実際に時間を計ります。
なぜかというと、
「頑張って思い出せる記憶」では、テストにとっては弱すぎるからです。
瞬時に思い出せるようにすれば、その知識はテストでも確実に思い出せることを保証します。
30,40点台の人は、おそらく、広範囲を勉強しようと頑張っているものの、
徹底して覚えられないために、
テストになると「うろ覚え」の部分でどんどん点を落としてしまうのではないでしょうか。
まずは、1つの単元だけでも100%を目指して覚えようとしてみてください。
※勉強をする時間目標より、結果の目標を立てよう!
あ、総勉強時間を決めて、「今日は2時間勉強する!」というのは、
やってもいいですけど、注意です。
勉強にはたしかに時間が必要だと書きました。
しかし「だらだらした長時間の勉強」には意味がありません。
時間を先に決めてしまって、ただそれが過ぎるのを待つような勉強になってしまっていませんか?
それを避けるには、
「時間を気にせず集中する」
ことが必要なのです。
時間ばかり気にしてしまうようなら、時間目標はない方がいいと思います。
目標は「〇〇さんより高得点を取る!」みたいな「成果型」のものがいいと思いますね。
3.問題集を1冊用意し、その1冊を「3周」するべし
基本が少しでも頭に入ったら、自分に合った問題集を繰り返し解きましょう!
問題集は、学校で配布されたものがあればそれを使いましょう。
ワークの問題をもとに出題するという先生はかなり多いはずです!
それがなければ、市販のものを買いましょう。
選ぶポイントは、
(1)基本問題が多い
(2)単元の初めのまとめ(説明)ページはあってもなくてもいい
(3)解答の解説が詳しいもの
(1)は必須です。一問一答(「〇〇したのは誰?」みたいな問題)が多いのが取り組みやすいと思います。
(2)は、あってもいいんですが、ここの詳しさは問題量とトレードオフなんですよね、大体。それに、まとめだから説明が詳しくないことも多いです。
わからないところは教科書を読めば調べられます!
(3)は、問題を解いてみて「あれ、なんでこの答えなんだろう」という疑問を持つレベルになったとき、自学をしている人にはこれくらいしか頼れるものがないからです。
解説を読んでもわからない、ということになった場合は、恥ずかしがらずに友人や先生に聞きましょう!質問する姿勢を持てる人は、かっこいい!と僕は思います。
1,2周目はノートに解くのがいいでしょう。
解いた際に、間違えた問題の番号には小さく×をつけておきましょう!
あとで見直す際に、自分の苦手がわかりやすいですし、時間がないときには×の問題だけ解きなおせば効率的です。(もっとも、最初の2周くらいは全問解きなおすことをお勧めします!一度覚えても、忘れる可能性があるので。)
中学歴史 市販のオススメ問題集(~49点くらいの人向け)
以下がオススメ問題集です!
・KUMON『できた! 中学社会 歴史(上・下)』
基礎の問題数が豊富で、スモールステップで身につけていけます。
カラーで、レイアウトも見やすく、自学に向いています。
さらに「4択クイズアプリ」で5教科とも確認が可能!
・数研出版『とにかく基礎 中学歴史』
こちらは豊富な問題に加え、解説動画がついています!
読むだけだと疲れてしまうものですが、動画だと基礎の確認が楽にできますね。
こちらもスマホやタブレットで一問一答の10問クイズができます!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
勉強法はいろいろとありますが、
自分に合わないやり方や、定着しないやり方で時間をいくらかけても、結果にはなかなか結び付きません。
①問題形式で勉強する
②タイマーで時間を計る
③1冊の問題集を3周する
この3つのポイントを頭に入れて、
狭い範囲から徹底して解けるようにして、だんだんと範囲を広げていきましょう!
自分に合った勉強を続ければ、成績向上は可能です!!