【中学歴史】得点を確実にアップさせる方法!【50点台・60点台の人向け】

こんにちは! こぶねです。

 

「歴史は大体わかるし、暗記物でしょ?
5割は取れてるし、次回も自力でなんとかなるよ~」

 

うん、苦手科目にはなっていないんですね。うんうん。

 

ですが!

 

そんな歴史だからこそ、もっと効率的に勉強して、得意科目にしなければもったいない!

 

50点のあなたは70点を、

60点のあなたは80点を目指してみませんか!

 

ということで、歴史の勉強法(50~70点の人向け)をまとめてみました!

 

 

 

50~70点の人の歴史学習で最大のポイント

平均点前後で伸び悩んでいるあなた!

いいですね!

基本はできています。

基本的な勉強法ができていれば、

少しのコツで、秘められた力をもっと出せるようになります!!

 

もしかしたら、あなたは、

 

・自分では勉強を頑張っているつもりなのに、平均点前後にとどまってしまう

 

・なかなか成績の4(5段階評価だとして)に手が届かない

 

と悩んでいるかもしれません。

 

「あの先生の作った過去問さえ入手できれば!」

と思っているかもしれません。

 

※よく言われる「過去問対策」なのですが、あれは塾が非公式的に使用している場合がほとんどで、あるいは運が良ければきょうだいや先輩からもらえるかもしれません。

ですが「使えて当然」と考えるものではないと思いますし、「なくても点が取れる」ことをこのブログでは目指していきます。

 

成績上位層の人と、中間層では、何が違うのでしょうか。

 

ポイントは「演習量」です。

 

何度も問題を解く。完璧になるまで繰り返す

いろいろな類題を解いて万全の対策をとる。

一通り勉強しただけでは満足しない

1点でも多く取るために、どんな問題が出てもいいように勉強をし、テストに備える。

 

といったところです。

 

成績上位層は、「ここは勉強しないでいいだろう」という範囲をつくりません。

言ってみれば「100点」を目指すのです。

 

どうですか、壁を感じますか?

 

ここからはまず、意識の問題です。

 

歴史は自分の得意教科じゃない、と考える?

 

そんな必要はありません。

 

「100点」を目指してみましょう。

・・・あるいは95点くらいでも?

大丈夫です。

 

まず「どの問題もできるようにならないといけないものだ」という意識を持つことで、

プラス10点、20点が取れるようになってくるものです!

 

 

 

歴史の具体的な勉強法【50~70点の人向け】

 

①学校で使用するワーク、問題プリントを完璧に。

 

上記のものがあれば、それを「満点」になるまでひたすら繰り返しましょう!

 

学校で先生が渡すワークやプリントの問題は、

先生もテストに出したい・出しやすいのです。

「この問題は渡してあったよね?」

「この問題はできるようになってほしい」

と先生は考えるものです。

やらない手はありません!

 

8割正解できるようになるまでは、全問解きなおしてください。

一度解けても、その後忘れてしまう問題もあるものです・・・。

間違いが2割以下になってきたら、間違えた問題に印をつけ、そこだけ重点的に解きなおしましょう。

 

※ワークがない場合ですが、歴史であれば教科書(ここからもよく出る)だけでも十分に効果的な学習が可能です!

チェックペン(青または緑)で、教科書の本文の太字はもちろん、用語を塗りつぶしていきましょう。

で、赤シートをかぶせて、穴埋め問題形式にします

答えるのは口頭でも構いません。

(頭の中だけで答えるのはあまりお勧めではありません・・・ごまかせちゃうからね。声に出して答えよう!)

その他重要事項があることに気づいた時には、教科書のわきに今度は

ピンクまたはオレンジなどのペン用語を、

シャーペン説明を書き込み、

一問一答形式の問題みたいにしましょう。

 

お勧めはフリクションボールペンの「ピンク」です。太さは

0.38(かなり細めで薄めに見えるかも)

0.5(ふつう)

0.7(やや太めではっきり)

などから好みで選びましょう。

 

 

教科書、ノート、プリントを問題形式で覚えること。

これを100%完璧に行えば、それだけで70点台は取れるようになります。

 

 

②塾(市販)のワークで実戦力をつける

 

あとは塾のワークなどで類題演習もやっておけば、もっと盤石になりますね。

 

塾のワークのいいところは、「教科書準拠」になっているところです。

教科書は地域によって採用されている出版社が異なります。

市販のものは、最大公約数的に問題を収録しているので、

一部で教科書に載っていない問題が出ていたり、用語が違ったりする可能性があり、

若干効率が下がる場合があります。

 

※塾のワークは、塾や家庭教師でないと入手ができません!

入手できない場合は、市販のものの中から、単元がなるべく細かく時代別に分けられているものを選べば、試験範囲に沿って勉強ができるはずです。

 

市販のオススメ問題集は一番下に載せておきます!

 

 

 

③説明記述問題もまるごと「答えを暗記」してしまおう!

 

70点以上を目指すなら、説明記述問題も避けては通れません。

 

「記述問題も暗記? それって意味ある?」

と思われるかもしれません。

 

しかし、「〇〇の理由を説明しなさい」というように

記述形式で質問される問題の多くは、

いつも決まった箇所から出題されます

 

たとえば、

元寇ののち、鎌倉幕府永仁の徳政令を出したが、その目的を書きなさい」

関税自主権とはどのような権利であるか説明しなさい」

など、

「出来事が起こった理由」や、

「難しい用語の意味」を問う問題が多く、

よく出題される定番の問題というのがあるのです。

 

何種類かの問題集を解いていれば、似たような記述問題に出会うはずです。

 

ですので、国語が苦手だったり、記述力がないと思っている人も、

まだあきらめないでください!

 

では、よく出題されるポイントとは?

まず、学校の授業で取ったノートを見てみましょう

 

出来事の因果関係(〇〇になる→・・・が起こる)や、

理由(・・・だったから)が書いてあるところを確認しましょう。

 

そこを覚えるのです!

授業でやったのなら、出る可能性はとても高いです!

なので暗記です!

 

できれば、チェックペンで塗ったり、赤シートで消せるように工夫して、

問題形式にしてください。

 

過去問で似た記述問題を探さなくても、

確実に授業で扱った事柄についての問題が

何度でも解けるのです!

 

もちろん、

「ただの丸暗記」

よりも、

「言いたいことをスラスラと言えるようになる」

方がいいでしょう。

「歴史の出来事について理由を含めて語れる」

といった感じです。

 

 

 

 

中学歴史 市販のオススメ問題集(50~70点くらいの人にオススメ)

 

以下がオススメ問題集です!

 

・学研『ニューコース問題集 中学歴史』

カラーで、図やイラストが見やすいです。

「標準レベル」前後の問題が豊富に収録されています。

 

演習で大事なのは、問題量です。

(もちろん「反復」をして確実に覚えるのは前提としてですが・・・。)

 

テストのときに、

「あぁっ! この出来事自体は知ってるけど、詳しい知識までは覚えてない!」

と思った経験はありませんか?

 

「問題に出会うまで、

自分が『知らない』ということに気づけない」

ものです。

 

問題集でたくさんの問題に触れておき、知らない知識がないかチェックしていくのが

演習の一つの役割です!

 

 

・受験研究社『標準問題集 中学歴史』

 

『自由自在』シリーズなどで有名な、「馬のマーク」の出版社さんです。

「基本」「標準」「実力」の3ステップ式なので、

知識を確認しながら、段々と理解を深めていくことができます。

 

わからない問題が、1ページの半分以上ある場合は、

一度前のレベルに戻りましょう。

 

知っていることを確認することも、問題演習の一つの役割です。

7割知っていることを答えて確認していき、

3割の知らなかったことを新たに覚える。

それくらいが学習効率のいい難易度になります。

 

 

・受験研究社『ハイクラステスト 中学歴史』

 

同じ出版社さんの別レベルシリーズになります。

 

こちらも、3レベルに分かれていることもあり、

必ずしも高度な難問ばかりではありません。

なので70点以上を目指す人にはふさわしいレベルの問題集になっています!

 

 

 

・文英堂シグマベスト『実力アップ問題集 中学歴史』

 

シグマベストシリーズは、様々なレベルで展開されている問題集シリーズです。

難しいものは難しい!

 

『実力アップ問題集』では、やや基礎~やや発展までをカバーできます。

 

単元の初めに「重要ポイント」がまとめてあるのと、

「ポイント一問一答」が載っているので、

難問に慣れていない人でも取り掛かりやすいでしょう。

 

 

 

問題集は、

「1冊よりも2冊」ですが、

「2冊を7割」よりも「1冊を10割」が大事です。

 

間違えた問題は必ず解きなおして、

教科書で調べて、

場合によってはノートに調べたことをメモしておきましょう。

 

 

 

まとめ

 

さあ、やることが決まったなら、次は問題を解きまくるのです!

 

間違えまくっても大丈夫です!

間違えたところを覚えまくりましょう!

 

必ず、「100%」覚えたと言える段階まで繰り返してくださいね。

 

そして、

「試験範囲は全部カバーした」と言えるように、

取りこぼしのないように、

まんべんなく勉強しましょう。

 

●100点近くを取る意識を持ち、

1点でも多く取るつもりで、演習を少しでも多くこなし、

どれも完璧に仕上げる。

 

●学校のワーク・教科書をあくまで基本とし、

塾・市販のワークで類題演習を。

 

●記述問題も、答えを暗記するつもりで学び、

「語れる」レベルになれるように。

 

成績上位者を目指して頑張ろう!!